FC2ブログ

ワケワッカーメ

変わる事を恐れてはいけない(戒め)
ワケワッカーメ TOP  >  日記 >  新人

新人

チキンステーキを食べに行き火傷した。あっついあっつい鉄板に指をかけた。鉄板の下の板に指をかけたつもりだった。熱い鉄板の感触は板と変わらなかった。鉄板を1センチほど動かしたときに熱がこみ上げてきた。新人の店員がサラダバーの説明をしている。店員よりも指を見ていればもっと早かったのかもしれない。熱を感じて思わず声を上げる。熱いときには「熱い、熱い」と声を上げるものだ。新人の店員が説明を続けている。彼女には彼女の全うすべきことがある。私は納まらぬ熱に5度程声を上げ続けた。新人の店員は上ずった声で黙々と説明を続ける。上ずったのは何も彼女が新人なせいだけではない。私はコップに手をかけ、ひたすら頷いた。新人の店員がようやく説明を終え去る。壁の向こうに見えなくなるが早いか、私はコップに指を入れていた。
指に火傷跡が残った。これは主張の戦いの跡でもある。怒りも憎しみも無い、ただ哀しい戦いの跡である。
スポンサーサイト
[ 2016/02/19 01:23 ] 日記 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

月別アーカイブ